冠動脈造影(CAG)心臓の筋肉に血を送る「冠動脈(かんどうみゃく)」に造影剤を流してX線で映し、せまい所(狭窄)やつまった所(閉塞)の場所と程度を調べる。(日本循環器学会 2022)
左室造影心臓のポンプ(左心室)に造影剤を入れて、ちぢみ方や弁の逆流を見る。(StatPearls)
圧や血流を測るカテーテルの先で心臓や血管の中の圧を測る。せまい所が本当に血の流れをじゃましているかを調べる方法もある。(日本循環器学会 2022)
そのまま治療へせまい所が見つかったら、同じ道すじから風船やステントで広げる治療(PCI)につなげることもある。(日本循環器学会 2022)
造影剤(ヨード)血管を映すための薬。アレルギーのような反応が出ることがあるので、前に体質や過去の反応を確認する。(StatPearls)腎臓から出ていくので、腎臓の働き(eGFR)を事前に調べる。動脈から入れる検査では eGFR が 60 未満なら点滴などの予防策を考え、造影剤の量は必要最小限にする。(日本腎臓学会・日本医学放射線学会・日本循環器学会 2018)
被ばくと ALARA(アララ)X線は役に立つけれど、浴びる量は「合理的にできるだけ少なく」が原則(ALARA)。透視の時間を短くする・必要以上に撮らない・距離をとる・防護具でさえぎる。患者さんだけでなく、働く人の被ばくも管理する。(ICRP 120・日本循環器学会 2021)
検査のあとの安静手首からなら、専用のバンドなどで手首を押さえて止血し、比較的早く歩ける。足のつけねからなら、止血後しばらく足を曲げずにベッドで安静にする。時間は施設や止血の方法で決まる。(StatPearls)
ゲームでの単純化ゲームではワイヤーの先だけを動かして表している。実際はガイドワイヤーの上をカテーテルが進み、冠動脈の入口にはカテーテルの先をかけて造影する。分かれ道の左右・血管の長さや太さもゲーム用で、本物とはちがう。今日の目的地は左右どちらか1本にしているが、実際の検査では左右両方の冠動脈を映すのがふつう。