あろくん隊長
めぐれ!からだたんけん隊 けんさしつ広場

ぐるぐる えんしん観覧車

あろくん隊長「この観覧車は、じつは遠心分離機!ゴンドラ(バケット)に採血管をのせて、ぐるぐる回すと、血液が血清・血漿と血球に分かれるんだ。でも、重さのバランスがくずれると観覧車がガタガタ…! 正しく並べて、正しい条件で回してね。」

回転の半径・採血管の重さ・許容できる重さの差などは、説明のためのゲーム設定です。実際の条件は、各施設の手順書と採血管・遠心機メーカーの指定に従ってください。出典は📖ずかんにまとめています。

ふた:あいている
① 準備② ならべる③ 条件④ 回す

のせる採血管 (えらんでから、ゴンドラをタップ)

水 3.0 mL

バランス (向かい合うゴンドラの重さの差)

2000 rpm
5 分
遠心力(RCF)= 0 ×g
RCF = 1.118×10⁻⁵ × 半径(cm) × 回転数(rpm)² / この遠心機の半径:15 cm(ゲーム設定)
回転数 0 rpm のこり 0

    📖 遠心分離ずかん

    検体ごとの遠心条件(例)

    検体遠心の前に遠心力・時間出典
    血清(分離剤入り採血管)立てたまま30分おいて、しっかり固まらせる1100〜1300 ×g/スイングローター10分(固定角ローターは15分)[1]
    凝固検査用の血漿(クエン酸Na)固まらせない(すぐ遠心)1500 ×g・15分以上で、血小板の少ない血漿(PPP)にする[2]
    尿沈渣よく混ぜてから遠心管へ500 ×g・5分(尿沈渣検査法 GP1-P4 の条件)[3]

    条件は採血管・遠心機のメーカーや施設によって異なります。実際は施設の手順書とメーカーの指定に従ってください。

    バランスの基本

    回転数(rpm)と遠心力(×g)

    同じ回転数でも、ローターの半径が大きいほど遠心力は大きくなります。条件は×g(RCF)で考えて、使う遠心機の半径から回転数に直すのがポイント。
    RCF = 1.118×10⁻⁵ × r(cm) × rpm²

    参考文献

    1. Public Health Ontario. Blood Collection: Serum Separator Tubes (LAB-SD-008).
    2. Mayo Clinic Laboratories. Preparation of Platelet-Poor Plasma for Special Coagulation Testing (Hot Topic, 2017).
    3. 旭川医科大学病院 臨床検査・輸血部 資料(尿沈渣検査法指針提案 GP1-P4 の遠心条件 500G・5分を引用).
    4. Eppendorf. 遠心機の安全な使い方(Lab Academy).